読売新聞:防災マップの作成へ 住民が危険箇所確認 尾鷲 : 防災 : 中部発 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

三重県尾鷲市で実施された防災マップ作成に向けてのタウンウォッチングのニュースです。


防災マップの作成へ 住民が危険箇所確認 尾鷲 : 防災 : 中部発 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

 地震と津波の発生に備え、町内の危険箇所を示す防災マップを作るため、尾鷲市三木浦町の住民20人が22日、タウンウオッチングを行った。

 同町は満潮時に東海・東南海・南海の三連動地震が発生した場合、13分で最大9・8メートルの津波が到達すると想定されている。

 この日、住民たちは5班に分かれ、「ここは道が狭く、手すりがないから、避難路には不向き」「この倉庫は古いから倒壊して道を塞ぐ可能性がある」などと確認しながら歩いた。

 同市の無職大門吉久さん(71)は、「実際に歩いてみると、新たな発見がある。三木浦は道が狭く、避難誘導が難しいので、マップを各家庭に配布し、自主的に避難してもらう必要がある」と話していた。マップは3月末までに完成させ、各家庭に配布する。